マイク・ペンス氏、2024年の大統領選に帽子を投げ入れ、「時代が違えばリーダーシップも異なる」と語る

更新日: 2023 年 6 月 7 日 / 午後 7 時 42 分 / CBS/AP

マイク・ペンス元副大統領は水曜日、大統領選挙の共和党候補指名獲得に向けたキャンペーンを正式に開始するビデオとその後のアイオワ州での演説で、自身とかつての上司であるトランプ前大統領との明確な区別を示した。

アイオワ州デモインでのキックオフイベントの直前にフォックスニュースとツイッターを通じて公開されたビデオでペンス氏は、「時代が異なれば、異なるリーダーシップが求められる」と述べた。「今日、私たちの党と私たちの国には、リンカーンが言ったように、私たちの性質の優れた天使たちにアピールするようなリーダーが必要です。」

私はアメリカ国民を信じていますし、神はまだアメリカとの関係が終わっていないと信じています。力を合わせれば、私たちはこの国を取り戻すことができます。地球上で最も偉大な国にとって最良の日はまだ来ていません。 🇺🇸 #ペンス2024 pic.twitter.com/A8EkqgCDAm

「傍観者でいるのは簡単」だが、ペンス氏は「私はそのように育てられなかった。だからこそ今日、神と家族の前で、米国大統領に立候補することを発表する」と付け加えた。

ペンス氏はアイオワ州に大統領の望みを賭け、元副大統領候補に対抗する現代史上初の副大統領となる選挙運動を開始している。ペンス氏は水曜午後デモインでトランプ氏への批判を強め、2021年1月6日の前大統領の行動の有無を演説の中心テーマとした。

ペンス氏は「我々の戦績を考えると、なぜ私が元副大統領候補に挑戦するのかを問うのは当然かもしれない」と述べた。「それは私がアメリカ国民と全能の神に対して交わした約束で始まり、私たちの国と党の将来に対する二つの異なるビジョンで終わります。1月6日は私たちの国民生活における悲劇的な日でした。... 「何度も言いますが、あの運命の日、トランプ大統領の言葉は無謀でした。彼は私の家族と国会議事堂にいる全員を危険にさらしました。しかし、アメリカ国民は、その日、トランプ大統領が私にどちらかを選択するよう要求したことも知っておくべきです」彼と憲法だ。今度は有権者も同じ選択を迫られることになるだろう。」

ペンス氏は、トランプ氏が「立ち直って」、その日の選挙結果認定におけるペンス氏の役割について「誤解されていた」と気づいてほしいと述べたが、「そうではなかった」と語った。ペンス氏は、トランプ氏が「私には選挙を覆す権利があると主張し続けている」と述べた。

ペンス氏は「トランプ大統領は当時間違っていた。今も間違っている」と語った。

ペンス氏の選挙運動は、ドナルド・トランプ前大統領の下で党内に押し寄せたポピュリズムの潮流を非難する、社会的に保守的で温和な態度と信仰心を持つ候補者に対する党の意欲を試すことになる。そして、共和党有権者の大部分が、2020年の選挙は盗まれ、ペンスには結果を拒否する権限があるというトランプの嘘を信じている2021年1月6日以降もペンスに政治的未来がまだあるかどうかを示すことになるだろう。

ペンス氏と彼の顧問らは、共和党候補者指名カレンダーの最初の票を投じるアイオワ州が、同氏の指名獲得への潜在的な道筋の鍵となるとみている。 CBSニュースが先週報じたところによると、同氏はアイオワ州党員集会までほぼ毎週、ホークアイ州を訪れる予定だという。

アイオワ州の党員集会参加者には福音派キリスト教徒の有権者の大部分が含まれており、彼らは彼らをペンス氏の当然の有権者とみている。彼らはまた、議会および知事としてインディアナ州を代表したペンス氏が中西部州に適した優れた人格者であるとも考えている。

ペンス氏の立候補を支援するために先月発足したスーパーＰＡＣの共同議長スコット・リード氏は、「勝利への道はアイオワ州とその９９郡すべてを貫いていると信じている」と語った。

アイオワ州は通常、大統領候補者にとっての出発点とみなされており、期待に勝つか裏切る候補者に勢い、資金、注目を届ける。しかし、テッド・クルーズ氏、リック・サントラム氏、マイク・ハッカビー氏など、最近の受賞者たちは最終的にノミネートを勝ち取ることができなかった。

そしてペンス氏は厳しい課題に直面している。彼は現在、トランプ氏、フロリダ州知事ロン・デサンティス氏、元国連大使ニッキー・ヘイリー氏、サウスカロライナ州上院議員ティム・スコット氏、元ニュージャージー州知事クリス・クリスティ氏らを含むひしめく共和党候補者の中で最も有名な共和党候補者の一人としてレースに参戦する。元アーカンソー州知事エイサ・ハッチンソン氏。

しかし、ペンス氏は、トランプ批判者たちからは弁護の余地のない行為に加担しているとみなされ、トランプ支持者たちからは裏切り者として中傷されているが、高い不評評価も抱えている。

先月実施されたＣＮＮの世論調査では、共和党支持者と共和党寄りの無党派層の４５％が、いかなる状況でもペンス氏を支持しないと答えた。トランプ氏について同様に答えたのはわずか16％だった。

デモイン・レジスター／メディアコム・アイオワ世論調査によると、アイオワ州でもペンスの好感度は下がっている。

退任直後の2021年6月には、アイオワ州共和党員の86％がペンス氏に好意的な見方をしていると回答した。しかし、レジスターの3月のアイオワ世論調査では、その数字は66％に低下したことが示された。また、世論調査では、ペンス氏がトランプ氏やデサンティス氏を含む他の候補者よりも不評な評価が高く、調査対象の共和党員の26％がペンス氏に対して「やや」または「非常に」不利な見方をしていると回答した。

そして、ペンス氏に対して好意的な感情を抱いていると答えたアイオワ州福音主義者はわずか58％で、彼の選挙戦略を考えると特に残念な数字だ。

しかし、ペンス氏は退任後すでに十数回アイオワ州を訪れており、訪問中に有権者から温かい歓迎も受けている。 2024年の候補者の長いリストが集まった週末の「ロースト・アンド・ライド」イベント中、ペンス氏は実際にハーレーに乗り、毎年恒例のイベントのバイクライドに参加した唯一の候補者として目立った。州立博覧会会場のバーベキュー会場に到着すると、彼はテーブルからテーブルへと軽々と移動し、参加者たちと温かく挨拶したり、おしゃべりしたりした。

しかし、2020年の選挙は盗まれたという根拠のない、しかし根強い陰謀論に固執する多くの共和党有権者の間には、ペンスに対する懐疑的な見方が根強く残っている。この虚偽に固執する人の多くは、ペンス氏が2021年1月6日の上下両院合同会議を主宰した際、暴徒が暴徒化した際、選挙人投票を拒否するというトランプ氏の圧力キャンペーンを拒否したため、トランプ氏の2期目を拒否する陰謀に加担したと信じている。トランプ支持者の数人が建物に暴力的に突入した。

ペンス氏の顧問らは、この問題を認識しており、ペンス氏は憲法上の義務を遵守しており、儀式的な役割において投票に影響を与える権限は決してなかったと有権者に直接説明するつもりだと述べた。

「これはまっすぐに歩まなければならないことだと思う」と長年のアドバイザー、マーク・ショート氏は語った。

同氏のチームは1月6日以降、ペンス氏をトランプ大統領の副司令官として広く認識している国に同氏を再紹介することが主な目標とみている。彼らは有権者に同氏が議会指導者や知事だった時代を思い出させたいと考えており、タウンホール、ホームパーティー、地元のダイナーやピザランチレストランへの訪問など、有権者が同氏を個人的に知るのに役立つより親密な設定を多用した選挙運動を計画している。

「人々はマイク・ペンスが副大統領であることを見てきた。人々が見るのはマイク・ペンスという人物だと思う」とインディアナ州の下院議長でペンスの長年の友人で、支援活動に協力する契約を結んだトッド・ハドソン氏は語った。州議会議員。「私が知っている、面白くて、ただ素晴らしい人であるマイク・ペンスを人々が知ってもらえることをとても楽しみにしています...よりリラックスしたマイク・ペンス。」

リード氏は、党内には伝統的な社会的価値観、タカ派外交政策、小さな政府経済などを含むレーガン流の保守主義を信奉するペンスのような候補者に対する強い願望があると考えている。

「この指名争いは、共和党の伝統的な保守派の心と魂を賭けた壮大な戦いになると我々は考えている。そしてペンス氏は典型的な保守派として選挙運動をするつもりだ。彼の資格は比類のないものだ」と同氏は語った。

トランプ氏やデサンティス氏とは異なり、ペンス氏は社会保障とメディケアの削減が議題に上らなければならないと主張し、なぜ米国がロシアの侵略に対抗するためにウクライナに援助を送り続ける必要があるのか疑問を持つ人々を激しく非難した。

リード氏は「われわれはトランプ・ペンス氏を出し抜こうとするつもりはない。他の人は皆そうだ」と語った。「ペンス氏は、トランプ氏の副大統領に就任しない唯一の候補者だ。」

初公開日 2023 年 6 月 7 日 / 午前 6 時 31 分